〈サラリーマン〉のメディア史 〈サラリーマン〉のメディア史

〈サラリーマン〉のメディア‪史‬

    • ¥2,800
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発行者による作品情報

大衆化 と 差異化…。「普通の人々」の昭和・平成を描く。

「サラリーマン」という戦後の成人男性の典型的な表象が揺らぎつつある昨今。

昭和・平成の映画、雑誌、ドラマ、漫画など…サラリーマンがサラリーマンをまなざすメディアの分析を通じ、大衆化と差異化という視点から、日本社会を支える〈普通の人々〉の通史を描く。

我らしがない「サラリーマン」なのか?

「サラリーマン」という言葉を聞いた時に、皆さんは何をイメージするだろうか。

やや古い響きがあるかもしれない。現在であれば、ビジネスパーソンや会社員と言った方が一般的だろう。

それでも本書は、あえて「サラリーマン」という言葉を使っている。

なぜならば、「サラリーマン」という言葉が、戦後日本社会において典型的な成人男性を表象するイメージとして定着していたからである。

「サラリーマン」という言葉に違和感があるのであれば、適宜、ビジネスパーソンや会社員と読み替えてもらってもかまわない。

本書はスーツを着て職場に毎朝通勤し、仕事をする…このような、日本社会を支える多くの人のメディア史を描くものである。

ジャンル
ノンフィクション
発売日
2022年
8月10日
言語
JA
日本語
ページ数
273
ページ
発行者
慶應義塾大学出版会
販売元
Mobilebook.jp, Inc
サイズ
14.5
MB