シグナルとシグナレス
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Publisher Description
「シグナルとシグナレス」は大正から昭和時代の童話作家、詩人である宮沢賢治の童話。本線の信号機であるシグナルは、軽便鉄道の信号であるシグナレスが好きだったが、シグナルに仕える電信柱が、彼らの交際を認めなかった。二人を可哀想に思った倉庫の屋根は、二人に呪文を唱えさせた。すると二人は夜空の中で語りあうことができた。賢治の童話の中で、唯一恋愛を扱った作品。