スゴい投機家に学ぶ、金儲けの極意12
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発行者による作品情報
投資手法の粋ともいえる投機。
その本質をわかりやすく解説したうえで、過去の偉人から金儲けの極意を学ぶ!
【内容】
◆投資に投機のエッセンスを――「まえがき」に代えて
第一章 投機ビジネスの仕組み
◆最高効率の投資理念
◆ヘッジファンドの定義
◆普通のファンドとどう違うのか
◆ベーシックなファンド運用法
◆限界を迎えた伝統的投資方法
◆効率的市場仮説の部分否定
◆ヒトは必ずしも経済人間ではない
◆集団的・横並び的運用は効率が悪い
◆可謬論とは何か
◆バネの力を利用して利益を得る
◆カール・ポパーの可謬論とは
◆可謬論を実践して儲けるには
第二章 スゴい投機家に学ぶ金儲けの極意
◆ターレス――オリーブの収穫予想にレバレッジを仕掛けて巨富を得た
◆本間宗久――米相場の哲人
◆ジョン・テンプルトン――命を担保に相場を張った
◆ケインズ――近代経済学の革命家にして長期低迷相場で六〇億円儲けた
◆大経済学者は市場の果敢なプレーヤー
◆福沢桃介――株式投機の儲けで日本の電力事業を興した
◆悲劇の最期を遂げた男たちと滅びのDNA
◆相場を張るだけでは能がないことを証明した男たち
◆バニー・コンフェルド――レバレッジの罠にはまった男
◆ジョン・ヘンリー――レッドソックス・松坂大輔を誕生させた
◆ウォーレン・バフェット――投機哲学ではなく、経営哲学を貫く
◆ジム・ロジャーズ――世界を旅する冒険投機家
◆ジョージ・ソロス――可謬論を体現するヘッジファンドの帝王
勝利者で終えるために――「あとがき」に代えて
【著者略歴】
山崎和邦(やまざき・かずくに)
1937年、シンガポールに生まれ、長野県で育つ。1961年、慶應義塾大学経済学部を卒業後、野村証券入社。1974年、同社支店長。同社を退社後、三井ホーム九州支店長に就任、1983年同社取締役、1990年同社常務取締役兼三井ホームエンジニアリング社長。退任後の2001年、産業能率大学講師として「投機学」講座を担当。2004年武蔵野学院大学教授。現在、武蔵野大学大学院教授兼武蔵野学院大学名誉教授。
投資歴51年、前半は野村証券で投資家の資金を運用、後半は自己資金で金融資産を構築。晩年は投資家兼研究者として大学院で実用経済学を講義。ラジオ日経「木下ちゃんねる」、テレビ番組「ストックボイス」ゲストメンバー。
著書には『投機学入門』『投資詐欺』(以上、講談社)、『あなたはなぜ株で儲けられないのか』(ダイヤモンド社)、『株で4倍儲ける本』(中経出版)などがある。