スノードームの捨てかた スノードームの捨てかた

スノードームの捨てか‪た‬

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    • ¥1,700

発行者による作品情報

10年後に思い出す。そんな日は突然やってくる。

『わたしを空腹にしないほうがいい』『うたうおばけ』『湯気を食べる』がロングヒット&話題沸騰!!

ままならない人生に巻き起こる、心ざわつく悲喜こもごも――。
エッセイで日常のシーンを鮮やかに切り取り掬い上げてきたくどうれいんが描く、風味絶佳な初の小説作品集。

「そうだ。この間、酔って穴掘ったんだよ」「穴?」「どこに」
高校時代からの三人の友情は、公園の穴に吸い寄せられてゆく。(「スノードームの捨てかた」)

「いいんだよ、バイキングって『ご自由に』って意味なんだから」
同じヨガ教室に通う美女・ようこさん。彼女の“秘密”を知った私は――。(「鰐のポーズ」)

「どういうことですか」「こういうことです」
別れた恋人との指輪の処分に迷うまみ子が出会った、しゃがみ込む男。(「川はおぼえている」)

「すみません相席いいですか」
美術館の監視係をするわたしに舞い込んだ恋の予感、のはずが……。(「背」)」

「なにか直してほしいところ聞きたい、時間つくるから、つくって」
――結婚目前の彼女からの不穏な質問。(「湯気」)

「あら、じゃあもう決定だ、正解だ、運命だ」
仕事を辞め、虚ろな毎日で見つけたのは、一枚の祖父の絵だった。(「いくつもの窓」)

思ってもみなかった。こんなに心ざわつく日がくるなんて。
くどうれいんが描く傑作6篇。

ジャンル
小説/文学
発売日
2025年
5月29日
言語
JA
日本語
ページ数
208
ページ
発行者
講談社
販売元
Kodansha Ltd.
サイズ
4
MB
うたうおばけ うたうおばけ
2023年
もうしばらくは早歩き もうしばらくは早歩き
2025年
虎のたましい人魚の涙 虎のたましい人魚の涙
2024年
湯気を食べる 湯気を食べる
2025年
日記の練習 日記の練習
2024年
コーヒーにミルクを入れるような愛 コーヒーにミルクを入れるような愛
2024年