スノードームの捨てかた スノードームの捨てかた

スノードームの捨てか‪た‬

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Publisher Description

10年後に思い出す。そんな日は突然やってくる。

『わたしを空腹にしないほうがいい』『うたうおばけ』『湯気を食べる』がロングヒット&話題沸騰!!

ままならない人生に巻き起こる、心ざわつく悲喜こもごも――。
エッセイで日常のシーンを鮮やかに切り取り掬い上げてきたくどうれいんが描く、風味絶佳な初の小説作品集。

「そうだ。この間、酔って穴掘ったんだよ」「穴?」「どこに」
高校時代からの三人の友情は、公園の穴に吸い寄せられてゆく。(「スノードームの捨てかた」)

「いいんだよ、バイキングって『ご自由に』って意味なんだから」
同じヨガ教室に通う美女・ようこさん。彼女の“秘密”を知った私は――。(「鰐のポーズ」)

「どういうことですか」「こういうことです」
別れた恋人との指輪の処分に迷うまみ子が出会った、しゃがみ込む男。(「川はおぼえている」)

「すみません相席いいですか」
美術館の監視係をするわたしに舞い込んだ恋の予感、のはずが……。(「背」)」

「なにか直してほしいところ聞きたい、時間つくるから、つくって」
――結婚目前の彼女からの不穏な質問。(「湯気」)

「あら、じゃあもう決定だ、正解だ、運命だ」
仕事を辞め、虚ろな毎日で見つけたのは、一枚の祖父の絵だった。(「いくつもの窓」)

思ってもみなかった。こんなに心ざわつく日がくるなんて。
くどうれいんが描く傑作6篇。

GENRE
Fiction & Literature
RELEASED
2025
May 29
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
208
Pages
PUBLISHER
講談社
SELLER
Kodansha Ltd.
SIZE
4
MB
うたうおばけ うたうおばけ
2023
もうしばらくは早歩き もうしばらくは早歩き
2025
虎のたましい人魚の涙 虎のたましい人魚の涙
2024
日記の練習 日記の練習
2024
湯気を食べる 湯気を食べる
2025
コーヒーにミルクを入れるような愛 コーヒーにミルクを入れるような愛
2024