ダイヤモンドの功罪 1
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- ¥720
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発行者による作品情報
「オレは野球だったんだ!」 運動の才に恵まれた綾瀬川次郎は何をしても孤高の存在。自分のせいで負ける人がいる、自分のせいで夢をあきらめる人がいる。その孤独に悩む中、“楽しい”がモットーの弱小・少年野球チーム「バンビーズ」を見つける。みんなで楽しく、野球を謳歌する綾瀬川だったが…。
APPLE BOOKSのレビュー
少年野球を舞台に、光と影に包まれた「天才」の苦悩を描くヒューマンドラマ。綾瀬川次郎は、どんなスポーツでも動画を見ただけでプレーを再現できる天才少年。習い事をしても周囲から浮いてしまう彼は、「楽しくできる場所」を求めてたどり着いた弱小少年野球チームで、初めて仲間と出会い、希望を見いだす。しかし監督は、桁外れの才能を見過ごすことができない。「天才」を前にした大人や子どもの心理を丁寧に描写し、才能に魂を奪われていく人間の姿を強烈に描き出した衝撃作。シンプルな描線に込められた熾火(おきび)のような情熱が、読み手の心を揺さぶる。才能のある自分のせいで、競技を諦めていくチームメイトの存在に傷ついていた優しい主人公に、この先どんな未来が待ち受けているのか、気になって仕方がない。
カスタマーレビュー
AlISe
、
野球好きな人全員読んでくれ
2巻以後に話が動き始めるからできれば2巻も読んでくれ