「テレビは見ない」というけれど 「テレビは見ない」というけれど

「テレビは見ない」というけれ‪ど‬

エンタメコンテンツをフェミニズム・ジェンダーから読む

    • ¥2,000
    • ¥2,000

Publisher Description

執筆者(以下、本書の掲載順)

西森路代、清田隆之、松岡宗嗣、武田砂鉄、前川直哉、佐藤結、岩根彰子、鈴木みのり



かつては「娯楽の王様」と呼ばれ絶大な影響力を誇った地上波テレビも、SNSや「YouTube」の普及、ライフスタイルの変化に伴い、かつてほどの勢いを失っている。その原因には、視聴環境の変化だけではなく、アップデートされていないジェンダー観や「やらせ」などの演出面の問題、そしてマイノリティへの配慮やコンプライアンスなどの様々な問題が複合的に絡んでいて、テレビはマスメディアとして変革を迫られている。



一方で、ドラマでは、野木亜紀子、宮藤官九郎、坂元裕二などの作家たちは、自らの作品で新たなジェンダー観を描き、バラエティー番組では「お笑い第7世代」が活躍するなど、従来の価値観に縛られないコンテンツも相次いで登場して、テレビの新たな可能性を感じさせてもいる。



「テレビは見ない」「「YouTube」は見る」といった二者択一の議論ではなく、テレビのどこがダメで、どこが面白いのかを正面から語るために、昨今大きな注目を集め、また社会的な課題でもあるジェンダーやフェミニズムの視点からバラエティーとドラマを中心としたエンターテインメントコンテンツを問い直す。



様々なジャンルで活躍する書き手がテレビの「いま」に切り込む、「テレビ好き」も「テレビ嫌い」も必読の新しいテレビ論。



2020年に放送され話題になったドラマ『チェリまほ』(テレビ東京系)のプロデューサー本間かなみへのインタビューも所収する。

GENRE
Humor
RELEASED
2021
April 23
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
248
Pages
PUBLISHER
青弓社
SELLER
Mobilebook.jp, Inc
SIZE
1.9
MB
宝塚という装置 宝塚という装置
2009
『明るい部屋』の秘密 ロラン・バルトと写真の彼方へ 『明るい部屋』の秘密 ロラン・バルトと写真の彼方へ
2008
プライバシーと出版・報道の自由 プライバシーと出版・報道の自由
2001
従軍のポリティクス 従軍のポリティクス
2004
こんなスポーツ中継は、いらない! こんなスポーツ中継は、いらない!
2000
追悼 春日野八千代 追悼 春日野八千代
2012