デジタルイラストの「構図・ポーズ」事典 キャラクターを引き立てる絵作りの秘訣40
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2.7 • 7件の評価
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- ¥2,200
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発行者による作品情報
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キャラを引き立てるために知っておきたい構図とポーズのパターンと基礎知識を事典形式で解説。キャラのための構図・ポーズを分類し、効果や抑えておく点、NG例、利用例などを具体的に紹介する。多くのイラストの中でも目立つようにキャラを魅せる絵を描くためにはどうしたらよいか、大切なことがわかる。
カスタマーレビュー
とねがわ
、
人を選ぶ教本
タイトルのとおり。好き嫌いが分かれるという意味ではなく、記述に疑問符がつく、納得できない箇所が多いというのが理由だ。
作例やNG例も、例外や、他のケースがいくつも思い当たるのに、ひとつだけを取り上げて「これでOK!」「これはNG!」と断じるのは、相手が見えない単方向のメディアである「本」ではあまり好ましくないやり方のように思う。
また、「こうすれば良くなる」と示したはずの作例や図解に、それが実現できておらず、修正前の方が適切だったのではと思われるものも多い。描きなぐったような荒い絵も目立つ。単純な誤字脱字など、文章の校正漏れも多数見つかった。これらは教本として致命的なので、早期の修正を望む。
答えはこれだけではないはずと察せられる人には、ひとりの作家の工夫を知るという意味で益もあるが、この本だけを頼みとしてしまう人には、私はあまりお勧めできない。
ポーズの事典も兼ねるが、著者は、男性の筋肉やアオリ、フカン構図の作画におぼつかないところがあるので、人体については同じシリーズの「身体の描き方事典」をお勧めする。