ドリトル先生アフリカゆき
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3.5 • 4件の評価
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- ¥880
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発行者による作品情報
「沼のほとりのパドルビー」に住む名医ドリトル先生は,オウムのポリネシアから動物語を習い,世界中の動物たちから敬愛されています.ある日アフリカのサルの国から,ひどい疫病が流行しているから救ってほしいという訴えを受けた先生は,犬のジップたちをひきつれて冒険の航海に出発します.ドリトル先生物語の第1作目.
APPLE BOOKSのレビュー
1920年にイギリス出身の小説家ヒュー・ロフティングによって発表された児童文学小説「ドリトル先生アフリカゆき」。第一次世界大戦に参加していたロフティングは、戦場でけがをして銃殺されてしまう馬たちへのやりきれなさから、"動物の言葉が話せる心あたたかい医者と彼を取り巻く動物たち"という物語を思いつき、その話を戦地から手紙の代わりに自分の息子へ送っていたという。ドリトル先生物語シリーズの1冊目である今作は、アフリカに住む猿たちの病を治すためにはるばるイギリスの田舎から動物たちと船に乗り、大陸を渡るドリトル先生の大冒険。目に浮かぶほど生き生きとした動物たちの描写や、ドリトル先生の奇想天外で愛情にあふれた物語は、時代を超えて子供たちから愛され続けている。