ナカまで暴いてほしいんだ 1話
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発行者による作品情報
誰もがうらやむほどの端正な顔立ち、筋肉質な肉体。
そして頭脳明晰を揃え、名門大学に首席で合格した秀才・高倉秀一(たかくらしゅういち)。
農業を営む実家は貧しいものの、秀一は住み込みで家庭教師として働き、
教え子である香田財閥の御曹司・香田明人(こうだあきひと)にも懐かれていた。
しかし、秀一は気づいていた。
自分を見つめる明人の瞳の奥には、「欲情」が眠っていることを…
そう、それは秀一自身の中にも眠る、熱を帯びた「欲情」だった。
明人が自覚する前に秀一は家庭教師を辞めることを決意するが、
明人の母に、実家への融資を条件に続けるよう説得されてしまう。
ある雨が降る夜、秀一は自分が犯した過ちを思い出していた。
自分が決して誰にも明かすことのできない、あの日のことをーー。
「私たちはともに同じ獣を飼っている…そうだろう?」
秀一、そして明人の「欲情」は、果たしてどこに向かっていくのか!?