ニッポン景観論 ニッポン景観論

ニッポン景観‪論‬

    • 5.0 • 3件の評価
    • ¥1,200
    • ¥1,200

発行者による作品情報

京都の名所旧跡の路上にも、醜悪な電柱と電線が張り巡らされている――。1960年代以降、日本の国土は開発により「近代的」に変わり始めた。伝統的な景観がさまざまな形で壊されていく様子を、著者は“国際的な目線”で見続けてきた。本書は、全国で撮影した「醜悪な建築」「邪魔な工業物」「過剰な看板」などの写真を並べながら、日本の景観が壊されてしまう構造を論じ、貴重な観光資源を破壊する国家的損失を指摘し、美しい景観を取り戻すにはどうすればいいのかを提言する。異色のヴィジュアル文明批判である。【目次】序章/第一章 細かな規制と正反対の眺め ―電線、鉄塔、携帯基地局/第二章 「町をきれいにしましょう」 ―看板と広告―/第三章 コンクリートの前衛芸術―土木/第四章 人をビックリさせるものを作る力―建築、モニュメント/第五章 ピカピカの「工場思想」―工業モード/第六章 人生は「ふれあい」―スローガン/第七章 古いものは恥ずかしい―町へのプライド/第八章 国土の大掃除―観光テクノロジー/ニッポンの景観テクノロジーを世界へ/終章 日本人が掌に持っている宝

ジャンル
ノンフィクション
発売日
2014年
9月22日
言語
JA
日本語
ページ数
208
ページ
発行者
集英社/集英社新書
販売元
Shueisha Inc.
サイズ
45.8
MB
観光亡国論 観光亡国論
2019年
犬と鬼 知られざる日本の肖像 犬と鬼 知られざる日本の肖像
2017年
ニッポン巡礼 ニッポン巡礼
2020年
「観光公害」を克服せよ 「観光公害」を克服せよ
2018年