フェラ・クティ自伝
-
-
4.2 • 10 Ratings
-
-
- ¥1,100
-
- ¥1,100
Publisher Description
フェラ・クティは生涯、自由であることを求め生きた。その混沌の奥底から生まれた超普遍的グルーヴ、フェラ・クティの音楽、フェラ・クティの芸術。私たちは今、彼の存在をどう受けとめればいいのか。そこから何を想像することができるのだろうか。生きること自体が闘いであり、アートそのものだった偉大な「兄弟」による自伝。
Customer Reviews
ひで2828
,
あまりにも生々しい告白
フェラ・クティの名前は、この本を読むまで正直知りませんでした。
最近、音楽がラジオなどで流れても、名前を意識するまでに至らなかったのですが、この本を読むと、一人称で語りかけてくるせいか、前世紀末に亡くなったとは思えないぐらい、ビビッドに彼の言葉が迫ります。
情熱、苦悩、正義、退廃、混乱が矛盾を見せながら、生々しい言葉で綴られていきます。
彼のいとこは、ノーベル文学賞を受賞した才人ですが、同じ血ですね、才能をかんじます。