ブティック
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4.5 • 23件の評価
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- ¥2,200
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発行者による作品情報
池井戸潤、2年ぶりの最新長編(全578ページ)。
「君、銀行辞めて、どうするの?」
入行3年目、エリート街道を歩んでいた雨宮秋都は、
ある案件をきっかけに、理不尽な戦力外通告を受けてしまう。
退職を決意した秋都が見つけた、新たな希望とはーー?
APPLE BOOKSのレビュー
メガバンクの不正を暴き、悪徳上司に正義を叩きつける爽快な『半沢直樹』シリーズや、小さな会社のサクセスストーリー『下町ロケット』などで、誠実に働く人々を励まし、理不尽にあらがう勇気を授けてきた池井戸潤。『ブティック』では二つの人気シリーズでも触れられたM&A(企業の合併や買収)の混沌を真正面から取り上げつつ、勧善懲悪の成長物語に落とし込んでいる。そのため、578ページにおよぶ長編でありながら、するすると読み進められる。大手都市銀行の名門支店で企業融資を担当する雨宮秋都は、クライアントからM&Aの事前調査で明かされた企業価値評価額に違和感があると相談を受ける。「世の中の会社の力になりたい」という理念のもと動いた秋都だったが、行内の陰謀に巻き込まれ、企業アドバイザリー会社に転職することに。新天地のランパス東京は少数精鋭のM&Aブティックで、クライアントの規模を問わず案件を引き受ける業界でも異色の存在だ。冷徹な先輩や上司から必死に知識を吸収し、泥くさく走り回る秋都の姿に、社会に出たばかりの頃の自分を重ねてしまう読者も多いだろう。どの会社で働くかよりも、何を見据えてどう働くのかを考えさせる熱い一冊。転職を考えている人に強く薦めたい。