ベース・ライン完全攻略 新装改訂版
ステップ・アップのための理論と実践
-
- ¥2,800
-
- ¥2,800
発行者による作品情報
*この電子書籍の対応音源はリットーミュージックのウェブサイトで再生またはダウンロードできます。
*この電子書籍は固定レイアウト方式で作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末での閲覧に適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能は使用できません。
コード進行に合わせて自由にベースが弾けるようになるロングセラー教科書の改訂版
勘や手癖に頼って演奏していて、いまいち自信を持ってプレイできていない、あるいはフレーズにマンネリを感じている、そんなベーシストの皆さんのためにベース・ライン作成のセオリーを詳細に解説した教科書の決定版が本書です。
2012年の初版以来ロングセラーを記録してきた本書ですが、この度テキスト、用語、譜例に関して、より時代に沿ったもの、よりわかりやすいものへと変更・修正した改訂版が登場しました。連動音源は付録CDでしたが、そちらも時代に合わせてストリーミング・ダウンロード対応へと変更しています。300ページ以上のボリュームにぎっしりと詰め込まれた詳細な理論+音楽的なエクササイズが、必ずやあなたを次の扉へと導いてくれることでしょう。
どんな曲でも、どんなコードでも、音楽的なベース・ラインを奏でられるはずです。また、ベース・ソロに関する解説も多く含まれているので、さらに高度なプレイを目指す方にもオススメです。本気で上手くなりたいベーシストのための、価値ある1冊です。
【CONTENTS】
■PART1 ダイアトニック・コードへの対応
Chapter0 音程
◎1オクターブ内の音程
◎転回音程(Inverting Intervals)
◎1オクターブ以上の隔たりがある音程
Chapter1 三和音
◎三和音の構成音
◎各トライアドに対するダイアグラム
Chapter2 四和音とモード
◎I:アイオニアン(Ionian)
◎II:ドリアン(Dorian)
◎III:フリジアン(Phrygian)
◎IV:リディアン(Lydian)
◎V:ミクソリディアン(Mixolydian)
◎VI:エオリアン(Aeolian)
◎VII:ロクリアン(Locrian)
◎四和音とモードのまとめ
Chapter3 マイナー・セブンス・コードとモード
◎ジャズではドリアンを第1に選択
◎エオリアンとフリジアンが選択される場合
◎メロディック・マイナー・スケールの練習
Chapter4 サスフォー・コード
◎サスフォー・コードに有効なスケール
◎サスフォー・コードの機能
Chapter5 ベース・ラインの作成(1)
◎コード・トーンを中心としたベース・ラインの作成
◎スケール的(モード的)アプローチ
◎曲に対してスケール的アプローチを用いる
◎テンション・ノートを意識したベース・ライン
◎ベース・ラインのイメージ作り
■PART2 発展的なアプローチ
Chapter6 ドミナント・セブンス・コード
◎リディアン♭7thスケール(Lydian ♭7th Scale)
◎オルタード・スケール(Altered Scale)
◎ディミニッシュド・スケール(Diminished Scale)
◎ホール・トーン・スケール(Whole-Tone Scale)
◎フリジアン♯3(Phrygian ♯3)
Chapter7 II-V(ツー・ファイブ)
◎II-Vに対するベース・ライン
◎フレーズはボキャブラリー
Chapter8 ディミニッシュド・コード
◎ディミニッシュド・コードに有効なスケール
◎ディミニッシュド・コードの機能
◎メジャー・セブンス・コードの変化形
Chapter9 マイナー・メジャー・セブンス・コード
◎最も一般的なメロディック・マイナーの使い方
◎ライン・クリシェ(Line Cliche)
Chapter10 三和音に対応するスケール
◎メジャー・トライアド
◎マイナー・トライアド
◎オーグメンテッド・トライアド
◎ディミニッシュド・トライアド
Chapter11 分数コード
◎4種類の分数コード
Chapter12 クロマチック・アプローチ
◎クロマチック・アプローチの2つの手法
◎クロマチック・アプローチの実例
◎クロマチック・アプローチの拡大
Chapter13 ベース・ラインの作成(2)
◎II-7からV7へ
◎V7からI△7へ
◎II-7-V7-I△7-VI7進行の連続
◎IIΦ7からV7へ
◎V7からI-7へ
◎IIΦ7-V7-I-7-VI7進行の連続
■PART3 実践的なノウハウ
Chapter14 ブルース
◎ブルース・スケールとコード進行
◎フレーズとしてのブルース
Chapter15 ペンタトニック・スケール
◎メジャーとマイナーのペンタトニック・スケール
◎内在するペンタトニック・スケールの割り出し
◎実際の演奏にあたっての注意点
Chapter16 リハーモニゼイション
◎リハーモニゼイションの実例
◎II-V進行によるクロマチック・アプローチ
◎リハーモニゼイションを行ないやすい場所
◎ペダル・ポイント(Pedal Point)
◎オスティナート(Ostinato)
Chapter17 ヘミオラ
◎ベース・ラインやソロにヘミオラを組み込む
Chapter18 アウトサイド
◎さまざまなアウトサイド
Chapter19 ラテン音楽
◎アフロキューバン(Afro-Cuban)
◎ブラジリアン(Brazillian)
Chapter20 イントロとエンディング
◎イントロ(Intro)
◎エンディング(Ending)
Chapter21 ベース・ラインの作成(3)
◎2ビート(2 Beat)
◎4ビート(4 Beat)
◎インタープレイ(Interplay)
◎シャッフル(Shuffle)
◎バラード(Ballad)
◎ダブルタイム(Double-time Feel)
◎ジャズ・ワルツ(Jazz Waltz)
◎変拍子(Odd time signature)
◎3/4拍子⇔4/4拍子
◎ボサノバ
Chapter22 ベース・ソロ
◎空間を置いたソロでの組み立て方
◎弾かないと弾けない
Chapter23 演奏を聴く
◎聴くことから始まる
■APPENDIX
◎A:ベース・ライン&ベース・ソロ実例集
◎B:連動音源解説