マイナーノートで マイナーノートで

マイナーノート‪で‬

    • ¥1,900
    • ¥1,900

発行者による作品情報

自らのうちに響く音色を自らの言葉で織り上げた、待望の最新エッセイ集

社会学者・フェミニストとして知られる著者は、切れ味鋭く社会を分析、「老後」への提言や人生相談、東大新入生への祝辞が話題となるなど、多くの読者の共感と信頼を得てきた。その明晰な「頭脳」は、どんな「感性」を併せ持っているのだろうか。その答えが本書には詰まっている。子ども時代の「宗教遍歴」や学生時代の鬱々とした日々、研究者への道のりといった「来し方」から、食の嗜好や山登り、観劇などの趣味、老いへの不安、次世代への思い、他界した先達への哀悼、喪失の哀しみまでを、低く静かな「大人の音色」で奏でた随想作品集。フェミニズムや介護といった研究領域、コロナや戦争といった社会の出来事にも触れつつ、自身の裡を流れる様々な音色を言葉に託していく。「考えたことは売るが、感じたことは売らない」とかつて豪語した著者も昨年、後期高齢者となった。気概はあるが、不安もある…。そんな著者が「奏でる」文章が、読み手の感情を揺さぶり、のちに深い共感をもたらす。人生の後半を視野に入れたすべての大人たち必読の一冊。

ジャンル
小説/文学
発売日
2024年
10月28日
言語
JA
日本語
ページ数
256
ページ
発行者
NHK出版
販売元
Digital Publishing Initiatives Japan Co., Ltd.
サイズ
1.5
MB
おひとりさまの老後 おひとりさまの老後
2007年
身の下相談にお答えします 身の下相談にお答えします
2013年
在宅ひとり死のススメ 在宅ひとり死のススメ
2021年
情報生産者になる 情報生産者になる
2018年
上野千鶴子のサバイバル語録 上野千鶴子のサバイバル語録
2019年
男おひとりさま道 男おひとりさま道
2012年