ミチクサ先生(下)
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Publisher Description
皆が読みたい小説を書いてほしいんです!
「こんなに美しい富士山と海を、どんな文章でお書きになるのか、読んでみとうございます」
鏡子の言葉は、金之助の胸の奥を揺り動かした。
英語教師として松山で子規と過ごした金之助は、次に赴任した熊本では鏡子を迎えて新婚生活が始まる。
英国に留学している間に子規は亡くなり、帰国すると帝国大学の教師に。高浜虚子から子規ゆかりの句誌
「ホトトギス」に小説を書いてほしいと頼まれ、初めて書いた小説「吾輩は猫である」が大評判に。
やがて東京朝日新聞の社員として連載した数々の小説で国民作家となり、後進の文学者たちにも多大な影響を与える。
処女作「吾輩は猫である」がいきなり評判となり、「坊っちゃん」で国民作家に。
『機関車先生』『いねむり先生』に続く「先生」シリーズ第三弾!
日経新聞の人気連載小説を書籍化し、「日曜日の初耳学」はじめ朝日新聞や「週刊現代」各紙誌で取り上げられ
「ラジオ深夜便」「大竹まことゴールデンラジオ」でも話題になった注目作が文庫化。
Customer Reviews
競馬歴50ねん
,
伊集院さんの
ノボさんにも期待してます。
toking0407
,
ミチクサ先生
きっと伊集院先生はよほど正岡子規が大好きだたとおもう箇所が文節に沢山ででき、それをもう楽しめる作品でした。最後に漱石を慕う寅彦と芥川龍之介ふたりの回想場面が明治〜大正を自分も過ごして居たのかと錯覚してしまうくらい金之助を思い出していました。
伊集院先生はきっと芥川の事も書きたかったのだろうな〜