ミラーワールド ミラーワールド

ミラーワール‪ド‬

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発行者による作品情報

「だからいつまで経っても、しょうもない女社会がなくならないのよ」

「男がお茶を汲むという古い考えはもうやめたほうがいい」

女が外で稼いで、男は家を守る。それが当たり前となった男女反転世界。池ヶ谷良夫は学童保育で働きながら主夫をこなし、中林進は勤務医の妻と中学生の娘と息子のために尽くし、澄田隆司は妻の実家に婿入りし義父とともに理容室を営んでいた。それぞれが息苦しく理不尽を抱きながら、妻と子を支えようと毎日奮闘してきた。そんななか、ある生徒が塾帰りの夜道で何者かに襲われてしまう……。



「日々男女格差を見聞きしながら、ずっと考えていた物語です。そんなふうに思わない世の中になることを切望して書きました」――椰月美智子

ジャンル
小説/文学
発売日
2021年
7月19日
言語
JA
日本語
ページ数
208
ページ
発行者
KADOKAWA
販売元
Book Walker Co., Ltd.
サイズ
2
MB

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