メキシコの朝
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- ¥550
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発行者による作品情報
ロレンスの紀行第三弾。米国ニューメキシコ州に住む女富豪メイベルは『海とサルデーニャ』に興味を覚え、インディアンたちを実地に見てほしいとロレンスを招いた。ロレンスは妻のフリーダとともにメイベルの農園に滞在した。のちに二人はメキシコを訪れた。そのときの経験は長編小説『翼ある蛇』に結実するが、同時にロレンスは何編かの旅行記を発表した。それをまとめたのが本書で、インディアンたちの踊りや祭りの観察からヨーロッパ文明との対比が行なわれる。意気軒昂なロレンスが眼前に浮かぶ。