モンスター・チャイルド モンスター・チャイルド

モンスター・チャイル‪ド‬

イ・ジェムン and Others
    • ¥1,700
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Publisher Description

わたしのなかの「モンスター(その子)」、モンスターに変異する少年。

この出会いがわたしを変える!



突然変異腫瘍症候群(ミュータント・キャンサラス・シンドローム:MCS)――。

五~七歳のあいだに発症し、発作のあと“変異”が起こる病気。全身に毛が生え、体が大きくなり、力が数倍にも強くなることから、「モンスター・チャイルド・シンドローム(MCS)」とも呼ばれている。

小学6年生のハニと、2年生の弟・サンドゥルはMCSだ。ふたりは薬で発作をおさえ、周囲に病気のことを知られそうになるたび、引っ越しと転校を繰り返してきた。今回移り住んだのは、空気のきれいな田舎町。転校初日、ハニは同じくMCSの少年・ヨヌと出会う。ヨヌは病気を隠そうとせず、人前で変異を起こすヨヌに、ハニは戸惑いを覚える。

そして、ふたりは母親とともに、MCSの研究者として知られる名医が、町にひそかに開いたという病院を訪ねる。しかしその医師は、「MCSは病気ではない」と話す。ここは病院ではなく、「MCS自立トレーニングセンター」。変異遺伝子の所有者たちが自立できるように支えるための場所、そしてなにより大切なのは、「子どもたちが自分自身を愛せるようになること」だと。

これまでの医学的な常識をくつがえすような言葉に、ハニの母は反発するが、ハニの心は揺れていた。――「わたしは、わたしがにくい。わたしのなかには怪物がいるから。だから怪物があらわれないように、ぎゅうっとおしこめている」

MCSは本当に病気なのか? ヨヌはなぜ変異を隠さないのか?

ハニとヨヌの距離が少しずつ縮まり、謎があきらかになっていくなか、村の農場が何者かに襲われ、再びMCSの子どもたちに疑いの目が向けられる――。



「子どもが子どもに、子どもが大人にすすめる本」として、韓国で10万部を突破!!

GENRE
Sci-Fi & Fantasy
RELEASED
2025
August 15
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
144
Pages
PUBLISHER
評論社
SELLER
Mobilebook.jp, Inc
SIZE
9.9
MB