モーリーの「知的サバイバル」セミナー 第5回 失敗した麻薬との戦争
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5.0 • 1件の評価
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発行者による作品情報
日本で危険(脱法)ドラッグの取り締まりが強化されている一方で、海外では大麻使用を合法化する国や州がある。アメリカなど先進国の威信をかけた「麻薬との戦争の時代」を経て、世界の麻薬事情は新たなステージに移行している。日本はどうする!?
グローバルの波は否応なく日本を飲み込む。それは麻薬に関しても変わりはない。アメリカでは一部の州で大麻が合法化され、その市場はスマートフォン市場を超える規模になるという話がある。中南米の各国では一部の麻薬を合法化しようとしている――。
麻薬のことを真剣に考えるなら、国内だけでなく世界の、グローバルな経済の視点が必要だ。
麻薬問題を通して、現在進行形で動き続ける膨大かつ複雑な情報を柔軟に的確に捉えるモーリー流の思考法を学ぶ!
国際ジャーナリストのモーリー・ロバートソンがお送りする、「世界」を知るための知的なサバイバルセミナー。第5回のテーマは世界の麻薬(ドラッグ)事情。
「普通に考えればあり得ないでしょう。麻薬を合法化するなんて。でも、よくよく聞いてみると、これまでの世界の対麻薬戦争よりも、よっぽど合理的な考えと捉えられなくもないのです。」
目次
0 膨大な情報を前にして思うこと ――例えばオサマ・ビンラディンについて
1 世界を飲み込む麻薬流通
2 麻薬カルテルとポップカルチャー
3 日本の麻薬事情
4 アメリカの麻薬との戦争、その敗北
5 大きく舵を切る世界の麻薬対策
【想定読了時間 40分】
カスタマーレビュー
「ダメ、ゼッタイ」では絶対駄目!!
準備しないといけないんだなぁ。将来に向けて。
著者の素晴らしい点は、意見ではなく分析結果であるという点だと思う。日本人が世界を知る上で大事な情報を整理して、怪しさあふれるデータじゃなくて、そのデータからわかることを示すところ。
データを出して「ホラ!!僕の言ってた事、正しいでしょ?!」とは言わず、「ここから、こういうことがわかる!!」と示す。
イタズラにHOW TOを言わず、考える材料を提供する。刺激的な未来予想図を出して、危機感を煽ることもしない。青山繁晴さんとかに通じる。
「さて、僕達はどうしよう?」と問題を共有しようとする所は特に。
そして読み終わって、英語ちゃんと勉強しようと思った。