ヤマケイ新書 唱歌「ふるさと」の生態学~ウサギはなぜいなくなったのか? ヤマケイ新書 唱歌「ふるさと」の生態学~ウサギはなぜいなくなったのか?

ヤマケイ新書 唱歌「ふるさと」の生態学~ウサギはなぜいなくなったのか‪?‬

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発行者による作品情報

今こそ見直したい「うさぎ追いし…」の世界。
里山の変容を、唱歌「ふるさと」の歌詞から読み解く。

日本人なら誰もが知っている「ウサギ追いしかの山」で歌われつづけてきたウサギはなぜいなくなってしまったのか?

唱歌「ふるさと」を通して、日本の昔日の故郷(里山)の姿とその変容を生態学の視点から読み解き、現代との比較を通じて、失われた日本の自然と文化を再考します。

1章 「故郷」を読み解く

2章 ウサギ追いし―里山の変化
1ウサギの思い出
2茅場―ウサギのすむ場所
3かつての里山
4変貌した里山
5里山のもうひとつの変化―都市化に呑み込まれる里山

3章 小ブナ釣りし―水の変化
1小ブナ釣りし―故郷の川
2川の変化
3もうひとつの脅威―農薬
4さらなる脅威―外来生物
5水は清き

4章 山は青き―森林の変化
1林業と社会
2林学と林業―四手井氏による
3森林伐採と森林の変化

5章 いかにいます父母―社会の変化
1人々への思い
2社会の変化
3志を果たして

6章 東日本大震災と故郷
1東北の里山を訪ねて
2東北の動物たちに起きたこと
3原発事故から考える日本の里山の将来

7章 「故郷」という歌

8章 「故郷」から考える現代日本社会
1「故郷」と社会
2「故郷」に見る日本人の自然観

著名な生態学者が語る、里山の過去と現在。そしてこれから…

ジャンル
ノンフィクション
発売日
2014年
12月12日
言語
JA
日本語
ページ数
216
ページ
発行者
山と溪谷社
販売元
Digital Publishing Initiatives Japan Co., Ltd.
サイズ
5.6
MB

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