ルポ「命の選別」 誰が弱者を切り捨てるのか?
-
-
1.0 • 1件の評価
-
-
- ¥1,700
-
- ¥1,700
発行者による作品情報
本書は毎日新聞のキャンペーン報道「優生社会を問う」をベースに、
担当した2人の記者が書き下ろしたものです。
旧優生保護法が改正されて四半世紀近くが過ぎましたが、
障害者への社会の理解は深まったのでしょうか?
障害者を取り巻く環境は改善されたのでしょうか?
新型出生前診断(NIPT)が拡大するのを利用した数多のクリニックの「検査ビジネス」は急成長中で、
「不安ビジネス」として社会問題化しています。
障害者施設が建設される際、いまだに周辺住民の反対運動が、最初の大きな壁となります。
そして、実の親による障害児の社会的入院、治療拒否……。
障害者入所施設・津久井やまゆり園(相模原市)での大量殺人が世間を震撼させている今日、
いまだ弱者が切り捨てられるわが国の現状を検証します。
カスタマーレビュー
まえだかずのり
、
普通の中年男性の感想文
クリニックに取材に行った際、サングラスにマスクで俯いている金髪女性とかゴスロリファッションとかぬいぐるみと話している女性がいたとか、
文章の端々から、著者の持つステレオタイプな女性のイメージに対する偏見、見下し、「異質なもの」とみていることが伝わってくる。
診察室から声が漏れているとはいえ、診察内容に聞き耳を立て、こうして著書に書いてしまう倫理観、配慮もない。
女性たちが高額な23万円の検査を選んだってなぜわかったの?