一般言語学第二回講義
リードランジェ/パトワによる講義記録
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- ¥1,900
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1908年から1909年にかけての第二回目の一般言語学講義。前半で一般原理を述べ、記号学としての誕生を宣言する。言語を共時的/文法的なものと通時的/音声的なものに分けながら、その紛らわしさをも指摘。後半の「一般言語学の序論としてのインド・ヨーロッパ言語学の概要」でそれまでの言語学の誤りを指摘し、今日でもなお有効な言語学批判を展開。後半が序論という複雑さは既訳のゴデル編では窺えず、セシュエ・バイイ編の改竄された『一般言語学』の構成に通じているのがわかる。新発見のパトワのノートによる簡潔で斬新な解釈。