三体III 死神永生(下‪)‬

劉慈欣 その他
    • 4.5 • 35件の評価
    • ¥2,000
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発行者による作品情報

三体文明の地球侵略に対抗する「面壁計画」の裏で、若き女性エンジニア程心(チェン・シン)が発案した極秘の「階梯計画」が進行していた。目的は三体艦隊に人類のスパイを送り込むこと。程心の決断が人類の命運を揺るがす。シリーズ34万部以上を売り上げた衝撃の三部作完結!

ジャンル
SF/ファンタジー
発売日
2021年
5月25日
言語
JA
日本語
ページ数
432
ページ
発行者
早川書房
販売元
Digital Publishing Initiatives Japan Co., Ltd.
サイズ
4.2
MB

カスタマーレビュー

skdjruop

傑作

巻を追うごとにスケールが大きくなり、物語が加速する。前作までに嫌が応にも高まった期待を更に超える、SFの傑作。

moshikamoshika

喝采

三体三部作は異星人との戦いを描いた中国の作家劉慈欣のSF小説である。
三つの恒星の引力で乱れた軌道を取る三体世界の三体星人が450年後に地球侵略にやってくる。これを知った人類がどう対処してゆくのか。結末はいかに。壮大な時間を想像を遥かに超えた展開で物語る。独創的だが、時としてヤンウエンリー、ハリ・セルダン、ジュール・ベルヌ、時計仕掛けのオレンジ、2001年宇宙の旅、といった古今東西の名作を引き合いに出すあたり、小憎らしい。

物理学者エンリコ・フェルミが指摘した「地球外文明の存在の可能性の高さと、そのような文明との接触の証拠が皆無である事実の間にある矛盾」というフェルミのパラドックスに対する一つの回答が三体IIの中核となる黒暗森林理論だ。物語に貫かれているのは民主主義と友愛なのだが、黒暗森林が大前提というところに中国の危険性を感じる。曰く「全てのよそ者は敵なのだから早いうちに叩いておけ。」恐ろしい。

三体IIの結末があまりに鮮やかなので、これで終わりでなんら不思議はないのに、何が語られるのだろうと、「三体III 死神永生 下巻」を読み終えると。上巻のあれよあれよと展開する内容に呆気に取られ、壮大な展開にその終焉には少々拍子抜け感があるが、非常に良くできた面白い作品だった。

日本という国をどうみているかというのもなんとなく窺える。「忍者、侍、日本刀、神風。」ステレオタイプの色眼鏡だが一種の畏怖とか畏敬の念を感じる。

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