三国志【五】
孔明の巻
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Publisher Description
国民文学作家、吉川英治著の長編小説。
魏・呉・蜀の三国が争覇した
「三国時代の歴史」を描いた歴史大作『三国志』シリーズ第5弾
◆『三国志【五】<孔明の巻>』では
関羽千里行から、三顧の礼、諸葛亮を得るために、劉備が草庵を訪ね、天下三分を語った、隆中対までを収録。
中国の歴史小説『三国志演義』をベースに日本人向けにアレンジを加えた本作は、
戦時中から新聞連載小説として4年間連載され、絶大な人気を博した作品。
戦闘シーンなどの冗長な描写を省き、人物像にも独自の解釈を取り入れた格調高い歴史文学として評価されている。
幼少のころから三国志を愛した作者が、中国の巨大な風土と悠久の歴史の流れに胸を打たれ
執筆に至ったとされる。
◆『三国志【五】<孔明の巻>』目次
第107話 関羽千里行(かんうせんりこう)
第108話 五関突破(ごかんとっぱ)
第109話 のら息子(のらむすこ)
第110話 古城窟(こじょうくつ)
第111話 兄弟再会(きょうだいさいかい)
第112話 于吉仙人(うきつせんにん)
第113話 孫権立つ(そんけんたつ)
第114話 霹靂車(へきれきしゃ)
第115話 溯巻く黄河(さかまくこうが)
第116話 十面埋伏(じゅうめんまいふく)
第117話 泥魚(でいぎょ)
第118話 自壊闘争(じかいとうそう)
第119話 邯鄲(かんたん)
第120話 野に真人あり(やにしんじんあり)
第121話 遼西・遼東(りょうせい・りょうとう)
第122話 食客(しょっかく)
第123話 檀渓を跳ぶ(だんけいをとぶ)
第124話 琴を弾く高士(ことをひくこうし)
第125話 吟嘯浪士(ぎんしょうろうし)
第126話 軍師の鞭(ぐんしのむち)
第127話 徐庶とその母(じょしょとそのはは)
第128話 立つ鳥の声(たつとりのこえ)
第129話 諸葛氏一家(しょかつしいっか)
第130話 臥龍の岡(がりょうのおか)
第131話 孔明を訪う(こうめいをおとなう)
第132話 雪千丈(ゆきせんじょう)
第133話 立春大吉(りっしゅんだいきち)
◆著者情報
吉川英治(よしかわ えいじ)
「鳴門秘帖」「松のや露八」「宮本武蔵」「太閤記」「新・平家物語」「私本太平記」をはじめ、長編約80編、短編約180編という膨大な小説を執筆し、多くの人々に愛読され、国民文学作家と親しまれました。
「新書太閤記」(NHK大河ドラマ化)「新・平家物語」(NHK大河ドラマ化&映画化)
「宮本武蔵」(NHK大河ドラマ&TVドラマ化&映画化)
「私本太平記」(NHK大河ドラマ化)など、
数多くの名作を現代に残しており、司馬遼太郎と並ぶ日本を代表する歴史作家のひとりです。
Customer Reviews
おもしろダルい。
関羽脱出は面白く、徐庶の別れと諸葛孔明と出会うまでは長すぎてダルい。