世界から猫が消えたなら
-
- ¥690
-
- ¥690
発行者による作品情報
僕は生きるために、
消すことを決めた。
今日もし突然、
チョコレートが消えたなら
電話が消えたなら
映画が消えたなら
時計が消えたなら
猫が消えたら
そして
僕が消えたなら
世界はどう変化し、人は何を得て、何を失うのか
30歳郵便配達員。余命あとわずか。
陽気な悪魔が僕の周りにあるものと引き換えに1日の命を与える。
僕と猫と陽気な悪魔の摩訶不思議な7日間がはじまった―――
消してみることで、価値が生まれる。
失うことで、大切さが分かる。
感動的、人生哲学エンタテインメント。
プリント版にはない、特別付録「SPECIAL PHOTOBOOK」付き。
APPLE BOOKSのレビュー
数々のヒット映画を手がけた映画プロデューサー、川村元気が書いた初の小説「世界から猫が消えたなら」。猫と暮らす30才にして独身の郵便配達員が、ある日脳腫瘍で余命わずかと告知されるが、そこへ現れた悪魔によって「何か世界から1つ消すことと引き換えに、1日寿命を延ばしてやる」と提案される。彼は世界から何を消し、最後にはどんな決断をしたのか、そのユニークなプロットにまず読者は心惹かれるに違いない。果たして自分にとって不必要なものは、そして消してはいけないものとは何かを考えさせられる。物語は非常にシンプルで、語り口もある種コピーライター的な軽さがあり、哲学的なテーマながら非常に感覚的に読める1冊。猫好きには特におすすめ。
カスタマーレビュー
あわらやに
、
感慨深い
最後の結末がぼかしてあるところがいい(^-^)
hachi4856々2685÷65
、
結末
自分が見ている人間が作った現実と、本当の現実。
考えさせられた。
ありふれた結末なような気がして、響かなかったかなぁ
ラワンラワンし
、
感動の渋滞
感動するシーンというかすべきシーンが多くて、読み辛かった。最後の終わり方も意図が汲み取れない。