中世の美学
トマス・アクィナスの美の思想
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- ¥4,800
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発行者による作品情報
1956年当時、ベネデット・クローチェら美学の大家らによって「中世に美学はない、一貫した美への関心はない」と言われていた。
そんななかウンベルト・エーコは研究者としてとりわけ思い入れの深い中世の思想家トマス・アクィナスの著作に向き合い、トマスのみならず中世思想の根柢には、一貫した「美の思想」が流れていることを明らかにする。
これまでの中世観を変容させ、『薔薇の名前』につながるエーコの躍進の契機となった待望の名著。