中世王朝物語全集〈10〉しのびね・しら露 中世王朝物語全集〈10〉しのびね・しら露
中世王朝物語全集

中世王朝物語全集〈10〉しのびね・しら‪露‬

大槻修 その他
    • ¥5,400
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発行者による作品情報

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しのびね(しのびね)大槻修 田淵福子[校訂・訳注]名門の貴公子・四位の少将は、嵯峨野で出会った美しい姫君と契り、若君を儲ける。しかし、少将の父内大臣は、時の権力者・左大臣の娘と男君を結婚させ、若君も引き取る。女君は男君の心変わりと誤解し、知人宅に身を寄せ、やがて帝の目に止まる。絶望した男君は出家するが、女君は栄達への道を上ってゆく。悲恋を乗り越えて幸福をつかむ新しい女性像が描かれる。しら露(しらつゆ)片岡利博[校訂・訳注]時の教養人中納言の子息・侍従の君は按察使大納言の娘・白露と情を交わし合っていたが、実の妹と勘違いして通わなくなってしまう。男の不実を悲嘆した白露は志賀の里に身を隠す。やがて間違いに気づいた侍従は、懸命に白露を捜し、比叡山に登った帰途、偶然再会を果たし、やがて幸福な結婚生活を送る。シンプルにして妖艶な佳作の初の注釈書。

ジャンル
小説/文学
発売日
1999年
6月25日
言語
JA
日本語
ページ数
285
ページ
発行者
笠間書院
販売元
Mobilebook.jp, Inc
サイズ
59.4
MB
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