中国「戦狼外交」と闘う 中国「戦狼外交」と闘う

中国「戦狼外交」と闘‪う‬

    • 4.6 • 5 Ratings
    • ¥1,100

Publisher Description

日本外交よ、中国の恫喝に屈するな!


櫻井よしこ氏絶賛!

「国益の前に立ちはだかる勢力と果敢に闘った、あっぱれな外交官の血風録」


かつて毛沢東は「政権は銃口から生まれる」との名言を残した。

中国共産党は「力」の信奉者であり、「民主」「平和」といった理念は通じない。

とりわけ習近平政権では、外交にかかわる党幹部が公式の席で日本を含む西側陣営を罵倒、攻撃することが常態化している。

それに対して、日本政府は何ら手を打てずにいた。

いわゆる「チャイナスクール」と呼ばれる親中派外交官らは、逆に中国におもねるような行動をしていたほどだ。


だが、2023年までオーストラリア大使を務めた山上信吾氏は、中国からの恫喝に敢然と立ち向かった。

日米豪を結束させ、中国に対抗する安全保障枠組み(クアッド・日米豪印戦略対話)のために奔走する。

中国は山上大使にありとあらゆる攻撃を仕掛ける。

発言の揚げ足取りや人格攻撃、いわゆる「歴史カード」を持ち出した牽制、さらには親中派ジャーナリストを使ってのネガティブキャンペーン……。


だが、山上大使は売られたケンカには「倍返し」で応じる。

反撃の方針は、「冷静かつ客観的な視点からの反論で、オーストラリアの一般国民を味方につける」「相手(中国)と同じレベルの土俵には乗らない」。

剛毅な姿勢は次第に評価され、豪州政府内に共感が広がっていく。

最後に、「国際社会で通用する人間であるための心がけ」をわかりやすく提示してくれる。

政府だけでなく、民間レベルでも中国による圧力や恫喝にたじろいでしまう日本人が多い中、中国に負けないためのお手本ともいえる作品である。

GENRE
Politics & Current Events
RELEASED
2024
February 16
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
256
Pages
PUBLISHER
文藝春秋
SELLER
BUNGEISHUNJU LTD.
SIZE
666.8
KB
日本外交の劣化 再生への道 日本外交の劣化 再生への道
2024
媚中 その驚愕の「真実」 媚中 その驚愕の「真実」
2025
超辛口!「日中外交」 (Hanada新書 007) 超辛口!「日中外交」 (Hanada新書 007)
2024
官民軍インテリジェンス 官民軍インテリジェンス
2025
歴史戦と外交戦 - 日本とオーストラリアの近現代史が教えてくれる パブリック・ディプロマシーとインテリジェンス - 歴史戦と外交戦 - 日本とオーストラリアの近現代史が教えてくれる パブリック・ディプロマシーとインテリジェンス -
2024
国家衰退を招いた日本外交の闇 国家衰退を招いた日本外交の闇
2025
疫病2020 疫病2020
2020
美しく、強く、成長する国へ。 美しく、強く、成長する国へ。
2021
安倍晋三 回顧録 安倍晋三 回顧録
2023
暗殺 暗殺
2024