二平方メートルの世界で
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3.7 • 3件の評価
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- ¥1,500
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発行者による作品情報
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小学生と人気絵本作家の感動作。
札幌に暮らす小学3年生の主人公は、生まれたときから脳神経の病気で入退院を繰り返している。入院するとしばらくベッドの上での生活となる。お母さんは一緒にいてくれるが、放射線を使った治療のときは、ガラスを隔てて別々になる。家ではお兄ちゃんが鍵っ子になる。申し訳ない気持ちだ。どうして自分だけが病気なんだろう・・・。そんなある日、海音ちゃんは、病室で大発見をする。わたしはひとりぼっちじゃなかった! 実在の小学3年生が書いた 「子どもノンフィクション文学賞」(北九州市主催)の大賞受賞作品に、当代一の人気絵本作家はたこうしろうが絵をつけた奇跡のコラボレーション。誰も予想できない30-31ページ目の見開きと、ハートウオーミングなラスト。涙なしには読めない感動作。
※この作品はカラーが含まれます。
カスタマーレビュー
まあ凛
、
素晴らしい本です
4年前に4ヶ月にわたる入院生活をよぎなくしました。
同じ病棟には、ある病気で沢山の子供さんがいました。
手術室に見送った後に泣くお母さん、慰めるお父さん、麻酔がきれて痛くて泣く子供、親身になって話を聞く看護師さん。
沢山の涙と良くなって退院して行く時の笑顔。
そして入院患者みんなが不安な消灯後。
色々な事が思い出されました。
病気と今も戦っている作者に『がんばれ』とは
言いません。
必ず神様の御加護がある時があります。
将来の希望を持って一つでも出来る事を一生懸命打ち込んでください。