二重らせん(上) フジテレビとテレビ朝日 欲望のメディア 二重らせん(上) フジテレビとテレビ朝日 欲望のメディア
二重らせん

二重らせん(上) フジテレビとテレビ朝日 欲望のメディ‪ア‬

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発行者による作品情報

フジテレビとテレビ朝日は1959年、日本テレビ、TBSに続く民放テレビ第三局、第四局として産声をあげた。
テレビ局が「カネのなる木」だということが明らかになるにつれ、多くの政商、旧軍人、メディア企業、政治家たちが群がった。なかでもフジ、テレ朝の2社に深く食い込んだのが、出版社「旺文社」を経営する赤尾好夫である。
自らが支配するラジオ局文化放送を通じて両社の株を握り、テレビ朝日では東映社長の大川博を追い出し、経営権を握った。
その息子・赤尾一夫もテレビ朝日の大株主として独特の存在感を発揮、さらにマネーゲームへと狂奔していく。
テレビの系列化に乗り遅れた朝日新聞はその間隙をつき、テレビ朝日を支配しようともくろむ。
一方のフジテレビのオーナーとなった鹿内家だが、突然のクーデターによって鹿内宏明が放逐され、
日枝久による支配体制が確立される。
しかし、その後も、フジの親会社・ニッポン放送株の10%を握る鹿内宏明の存在が、日枝に重くのしかかった。
それを振り払うためのニッポン放送、フジテレビの上場が、思わぬ「簒奪者」を呼び込むことになる――。
絡み合うようにうごめく二つの「欲望のメディア」。
膨大な内部資料を入手し、その相貌を赤裸々にする。

ジャンル
ノンフィクション
発売日
2025年
6月13日
言語
JA
日本語
ページ数
352
ページ
発行者
講談社
販売元
Kodansha Ltd.
サイズ
11.5
MB
メディアの支配者 上下合本版 メディアの支配者 上下合本版
2020年
メディアの支配者(上) メディアの支配者(上)
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