井上ひさしから、娘へ 57通の往復書簡 井上ひさしから、娘へ 57通の往復書簡

井上ひさしから、娘へ 57通の往復書‪簡‬

    • ¥1,300
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発行者による作品情報

父から娘へ、そして次代へーー

いまなお遺された多くの小説、戯曲が人々を魅了し続ける井上ひさし。
没後7年を前に、ご本人の言葉が、単行本未収録の手紙という形でよみがえります。
井上さんには、千葉県市川市に格別の思い入れがありました。
本書は、「月刊いちかわ」というタウン誌上で、次女の綾さんと5年にわたって
交わされた往復書簡です。

父:手紙の形をとりながら、わたしの小さかったころのことをできるだけ
正確に書くことにしようと、思い立ちました。
娘:ここには小さい頃の父もいて、父の父や、父の母のマスおばあちゃんもいます。
青年期の若い父もいます。・・この「往復書簡」は、亡くなる5ヶ月前まで、
息苦しさや、体力もなくなっていく中で、三人姉妹のまん中の私に書き綴って
くれたものです。

父は、これまで伝えてこなかった自身のことだけでなく、今後何をすべきか、
何をしたいか、と書きます。そして、その言葉に、必死でこたえようとする娘。
あらためて、井上ひさしという作家の、あたたかい、やさしい人間性が伝わってくる一冊です。

ジャンル
伝記/自叙伝
発売日
2017年
4月12日
言語
JA
日本語
ページ数
248
ページ
発行者
文藝春秋
販売元
BUNGEISHUNJU LTD.
サイズ
1.1
MB
東慶寺花だより 東慶寺花だより
2013年
父と暮せば 父と暮せば
2001年
青葉繁れる 青葉繁れる
1974年
手鎖心中 手鎖心中
1975年
吉里吉里人(上) 吉里吉里人(上)
1985年
ナイン ナイン
1990年