井筒俊彦 起源の哲学 井筒俊彦 起源の哲学

井筒俊彦 起源の哲‪学‬

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発行者による作品情報

東洋と西洋、無と光の哲学、魅力と危険性―



鎌倉とモントリオール、テヘランを主な活動拠点に、日本語だけでなく英文で数々の著作を著し、「人と会わないことで有名だった」という哲学者の生涯は謎に包まれ、常に両義性を孕んでいたその思想の全貌もまだ解明されていない。



著者は、思想的原点たる『神秘哲学』『言語と呪術』から遺作に至るまで全著作を網羅し、さらには関係者による証言をもとに「井筒俊彦」を生み出した、家族や大川周明、西脇順三郎、折口信夫ら「師」との関係、そして、戦時下におけるアジア主義やイラン革命との関わり合いに迫りつつ、東洋と西洋、自己と他者が深層において結び合わされる「東洋哲学」を築き上げた、哲学的営為の全貌と可能性を追究する。

ジャンル
ノンフィクション
発売日
2023年
9月9日
言語
JA
日本語
ページ数
297
ページ
発行者
慶應義塾大学出版会
販売元
Mobilebook.jp, Inc
サイズ
2.3
MB
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