人民元が基軸通貨になる日 人民元が基軸通貨になる日

人民元が基軸通貨になる‪日‬

    • 2.0 • 1件の評価
    • ¥1,300
    • ¥1,300

発行者による作品情報

中国はいま、東南アジアを中心に「人民元通貨圏」の実現に向けて着実に手を打っている。自国の通貨をできるだけ多く流通させることで、国内経済は「デフレ」にならず、海外では圧倒的なプレゼンスを握ることができる。人民元の台頭は、たんなる為替現象ではない。中国の国家的意思の表明である。ひるがえって、日本では「円高がよいか」「円安がよいか」という議論が行われている。しかし、通貨というものを考えるにあたって、もっとも大事な点は「量」である。円の量を増やすと「円安」で力を落としてしまうという考えは、反対に日本の存在をますます希薄にしているだけなのだ。日本経済が抱える最大の問題である「デフレ」もまた、通貨の増加、すなわちインフレ・ターゲット政策を行なうことによって、はじめて脱却することができる。人民元とドル、ユーロ、円の攻防戦をあますところなく考察し、これからのグローバル経済を生きる指針を指し示す一冊である。

ジャンル
ビジネス/マネー
発売日
2010年
5月28日
言語
JA
日本語
ページ数
296
ページ
発行者
PHP研究所
販売元
PHP Institute, Inc.
サイズ
12.7
MB
日経新聞と財務省はアホだらけ 日経新聞と財務省はアホだらけ
2018年
安倍晋三vs財務省 安倍晋三vs財務省
2023年
中国発の金融恐慌に備えよ! 中国発の金融恐慌に備えよ!
2019年
中国経済衰退の真実 中国経済衰退の真実
2024年
経済と安全保障 経済と安全保障
2022年
『中国経済「6つの時限爆弾」』 『中国経済「6つの時限爆弾」』
2024年