人生相談を哲学する 人生相談を哲学する

人生相談を哲学す‪る‬

    • 4.0 • 1 Rating
    • ¥2,000
    • ¥2,000

Publisher Description

哲学者が右往左往しながら思索する、前代未聞の人生相談。


人生相談は人間とは何か? という真理につながる扉。その場しのぎの〈処方箋〉から全力で遠ざかり、正解のない思索へ誘う哲学エッセイ。哲学カフェ、学校授業でとりあげられた話題連載に書下ろしを加え、書籍化!


【目次】

◆第1部

Q1:人を喜ばせる努力ばかりするのはもう嫌です。/Q2:友だちから「いい人であることをアピールしたいんだろ」と言われてボランティアをやめました。他人への優しさも利己的なものだと思うようになりました。(…)

*コラム

◆第2部

Q7:私は哲学が好きですが、哲学者の肩書きに定義はあるのでしょうか。哲学者の苦悩や喜びはどんなものでしょう?/Q8:小説家を目指して出版社の文学賞に応募するつもりですが、「書くことが苦しい」です。(…)

*コラム

◆第3部

Q11:私は反抗期がありませんでした。両親とぶつかる経験がなかったので、いまでも自己主張ができません。ですが、飲み込んできた不満がだんだんと抑えられなくなりました。いまから成長過程をやり直すことはできるでしょうか?/Q12:サラリーマン生活になじめず、退職して警備員をしています。自己実現できる仕事をしたいのですが、現実はぜんぜん違います。(…)

◆「人生相談の哲学」をもういちど考えてみる

◆悩んだとき、「哲学」したいときに出会いたい本&映画


【著者】

森岡正博

1958年高知県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士後期課程単位取得退学。大阪府立大学にて、博士(人間科学)。東京大学、国際日本文化研究センター、大阪府立大学現代システム科学域を経て、早稲田大学人間科学部教授。哲学、倫理学、生命学を中心に、学術書からエッセイまで幅広い執筆活動を行なう。著書に、『生命学に何ができるか』(勁草書房)、『増補決定版 脳死の人』『完全版 宗教なき時代を生きるために』(ともに法藏館)、『無痛文明論』(トランスビュー)、『決定版 感じない男』『自分と向き合う「知」の方法』(ちくま文庫)、『生命観を問いなおす』(ちくま新書)、『草食系男子の恋愛学』(MF文庫ダ・ヴィンチ)、『33個めの石』(角川文庫)、『生者と死者をつなぐ』(春秋社)、『まんが 哲学入門』(講談社現代新書)、『生まれてこないほうが良かったのか?』(筑摩選書)ほか多数。

GENRE
Nonfiction
RELEASED
2022
February 18
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
224
Pages
PUBLISHER
生きのびるブックス株式会社
SELLER
Voyager Japan, Inc.
SIZE
2.2
MB
草食系男子の恋愛学 草食系男子の恋愛学
2010
まんが 哲学入門 生きるって何だろう? まんが 哲学入門 生きるって何だろう?
2013
生まれてこないほうが良かったのか? ――生命の哲学へ! 生まれてこないほうが良かったのか? ――生命の哲学へ!
2020
決定版 感じない男 決定版 感じない男
2013
救いとは何か 救いとは何か
2012
生命観を問いなおす ――エコロジーから脳死まで 生命観を問いなおす ――エコロジーから脳死まで
1994