人間の大地
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3.4 • 7件の評価
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- ¥1,100
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発行者による作品情報
国際郵便機のパイロットとしても長いキャリアを持つサン=テグジュペリが、勇敢な僚友たちの思い出、技術の進歩、また『ちいさな王子』や『夜間飛行』の物語の土台となった南米やアフリカでの極限状態など、自身の体験に基づいて時に臨場感豊かに、時に哲学的に綴ったエッセイ。本当の勇気とは何か、人間の使命とは何かを熱く問いかける傑作。
APPLE BOOKSのレビュー
不朽の名作「星の王子さま」で知られるサン=テグジュペリが、その「星の王子さま」より4年前に発表した「人間の大地」。両作ともに、1920年代から定期郵便路線のパイロットとして操縦桿を握っていた作者が、自然や人間の世界を空から俯瞰する視点で描いた作品だが、「星の王子さま」がファンタジーなら、本作は自伝的なエッセーといえる。まだ飛行機が常に危険と背中合わせの開拓途中にあった時代に、命を懸けて空と大地の両世界を行き来する、誇り高き勇敢な仲間たちがいた。彼らとの温かい交流を描く一方で、上空から大地に横たわる自然の脅威をも見つめる。連帯と孤独、安堵と緊張が交錯する中、人間と"王国"について考え続けた作者の思索が浮き上がる。サン=テグジュペリの作品の内側から発する力強いメッセージと、揺るぎのない哲学がどのような体験から生まれたのかを知ることができる作品。