令和中野学校
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2.9 • 12件の評価
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- ¥1,100
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発行者による作品情報
高校3年生の燈田華南は、強盗4人組が高齢者宅に押しこもうとする現場に遭遇。勇気を振り絞って止めに入るも、強盗が手にする鋭いナイフを目にして腰を抜かしてしまう。絶体絶命の瞬間、チェスターコートを着た細身の男が現れ、強盗を撃退していく。助けられた華南に、男は「令和中野学校」へのスカウトを告げる――そこは諜工員を養成する特別施設だった。「JK」「高校事変」を超えるZ世代の青春バイオレンス、ここに開幕!
APPLE BOOKSのレビュー
『千里眼』『高校事変』などのシリーズ作品で知られる松岡圭祐が手掛けた青春バイオレンス小説。家庭環境に恵まれず、人生を変えるために東大受験に臨んだ高校3年生の燈田華南(とうだ かな)は、必死の思いも実らず不合格に。放心状態の華南は、合格発表の帰り道に強盗の現場に遭遇する。勇気を振り絞って止めに入った彼女は犯人に襲われるが、チェスターコートを着た青年、東雲陽翔(しののめ はると)が現れて犯人たちを殺害。あまりの出来事に驚く華南だったが、東雲から公共の安全を守る諜工員を養成する「令和中野学校」にスカウトされて…。物語の舞台となる青少年向けの特別教育養成機関は、名前は違えど実在するという。そして、政府筋からの情報を基に、その活動をエンターテインメント小説にしたのが本作だ。華南や東雲、美貌と強さを兼ね備えた桜澤美羽など、若く魅力的なキャラクターたちが衝突しながらも力を合わせて巨悪に挑むストーリーは、まさに手に汗握る展開の連続。一見、荒唐無稽に思える設定も、諜報や軍事に関する確かな知識と、若者たちの感情を鋭く捉える独自の視点によって、リアリティあふれる青春群像劇として楽しめる作品になっている。
カスタマーレビュー
あまり想像できないマンガ
法で裁けない人間を懲らしめると言うコンセプトは良くあるのと訓練学校に通う学生と言うのも、そこまで悪くは無いが、あまりにも人数が多いのと、突然そんなに強くなれるのか?ややストーリー自体に無理を感じたのと、物語自体が単調で、作者の作品は結構読んで来たが チョット残念。