偶像の黄昏
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Publisher Description
(この本について)
この古典教養文庫版の「偶像の黄昏」には次のような特長があります。
1、現在では使われない言い回しや言葉は、現在普通に使われる言葉に置き換えました。またルビを大幅に追加し、旧漢字は新漢字に置き換えました。
2、原文で触れられた場所、人物、絵画などを中心に、関連する画像を、著作権フリーのものにかぎって、いくつか挿入しましたので、より興味深く読み進めることができます。
3、わかりにくい言葉や、登場人物、でき事、作品などについての適切な注を、割り注の形で入れてありますので、本文の理解が深まります。これは編集者が加えたものです。
4、人名・地名は、現在通常に使われている表記に変更しました。
また以下のような構成となっています。
偶像の黄昏
序
一、箴言と矢
二、ソクラテスの問題
三、哲学における『理性』
四、『真の世界』がついに寓話となった次第
五、反自然としての道徳
六、四つの大きな誤謬《ごびゅう》
七、人類の『改善者』達
八、ドイツ人に足りないもの
九、反時代的人間の徘徊
十、私が古人に負うもの
十一、鉄槌は語る
底本は以下のものとなります。
創元社ニイチェ選集第八巻
昭和十七年一月二十日初版発行
昭和十七年八月二十日再販発行