僕らは星を閉じ込めたい【タテヨミ】14‪話‬

教師と生徒——不器用で美しい、禁断の恋物語
“もう間違えない。そう、何度も誓ったはずだった——”

高校教師の汐野春星(しおの しゅんせい)は、劇団「カナタハルカ」に所属し、役者兼脚本家として活動していた。
ある日、星奈一織(ほしな いおり)という大学生が劇団に加入してくるが、実は一織は、春星に憧れて年齢を詐称して入団オーディションを受けた、高校生だった……!
しかも、あろうことか一織は春星の担任するクラスに転入してきてしまう!

秘密を共有するようになった2人。いつしか憧れは恋心へと色を変えていき、一織の純粋でまっすぐな想いは、春星にも届くようになる……。
しかし2人の間にあるのは、<教師と生徒>という、超えようのない壁。
さらに春星は過去の経験から、二度と恋愛をしないと決めていた……。

——先生は、誰と幸せになりたいですか……?

結ばれてはいけない2人の、不器用で、不自由で、美しい、禁断の恋物語。