入庵雑記 入庵雑記

入庵雑‪記‬

    • ¥450
    • ¥450

Publisher Description

流浪の俳人尾崎放哉は90年前、小豆島の島民に看取られその生涯を終えた。今も島に生きる「放哉さん」。


「入庵雑記」は放哉が小豆島に来て3ヶ月後に書いたもの、亡くなる半年前1925年と思われる。自由律俳句の俳人放哉が終焉の地、小豆島西光寺の南郷庵に暮らした年月はわずか8ヶ月であった。海が好き、母恋し、しかし放蕩わがままな放哉にとって、暖かく包み込むような島民のお世話を得て、小豆島は放哉最期にふさわしい場所ではなかったか。著名な句「咳をしてもひとり」の放哉はまた随筆の達人であった。メソメソしたところが目につくものの、言葉使いの美しさは絶妙で、やはり放哉ならではである。


【目次】

島に来るまで



念仏

鉦たたき








【著者】

尾崎放哉

鳥取県鳥取市出身。東京帝国大学(現在の東京大学)法学部を卒業後、東洋生命保険(現:朝日生命)に就職し、大阪支店次長を務めるなど、出世コースを進み、豪奢な生活を送っていたエリートでありながら、突然、それまでの生活を捨て、無所有を信条とする一燈園に住まい、俳句三昧の生活に入る。

GENRE
Fiction & Literature
RELEASED
2016
July 1
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
55
Pages
PUBLISHER
その船にのって
SELLER
Voyager Japan, Inc.
SIZE
448
KB
尾崎放哉選句集 尾崎放哉選句集
2001
尾崎放哉全集 尾崎放哉全集
2015
海 海
2013
入庵雑記 入庵雑記
1976
俺の記 俺の記
1976
石 石
1990