出光佐三 反骨の言魂 出光佐三 反骨の言魂

出光佐三 反骨の言‪魂‬

日本人としての誇りを貫いた男の生涯

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発行者による作品情報

大正の初め、関門海峡で、「海賊」と呼ばれる男がいた。「海に下関とか門司とかの線でも引いてあるのか」と言い放ち、燃料油を売りまくった。数年後、男は満州に乗り込み、メジャー石油会社と闘い、潤滑油納入を勝ち取る。そして英国がイランと国交断絶し、ペルシャ湾に英国海軍が待ち受ける中、大海へと乗り出した。戦後日本人が意気消沈する中、米英を欺き、国家官僚に逆らい日章丸をイランに派遣した出光。海賊といわれた男の半生を活写し、その熱き言葉を披瀝する。「イラン石油に輸入は堂々天下の公道を闊歩するもので、天下に何ひとつはばかることもない。ただ敗戦の傷の癒えぬ日本は正義の主張さえ遠慮がちであるが、いま言った理由から、日本国民として俯仰天地に愧じざることを誓うものである」。出光は乗組員に堂々と胸を張れと励ました。財務諸表よりも社員を大切にした勝負師の半生を活写し、その熱き言葉を披瀝する。

ジャンル
伝記/自叙伝
発売日
2012年
12月18日
言語
JA
日本語
ページ数
252
ページ
発行者
PHP研究所
販売元
PHP Institute, Inc.
サイズ
874.9
KB

カスタマーレビュー

いぬ山

今の日本人が読むべき

今の日本にこんなタイプの人間はいなくなった。いまこそ学べ。

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