刀剣ファンブックス006戦後日本刀事件史
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戦後の刀剣界の歴史に残る事件、いわゆる偽造刀事件、赤羽刀疑惑、行方不明・略奪された国宝刀など、刀剣界を揺るがせた事象を紐解く。ベールに隠された刀剣史の闇に迫る。
【目次】
Ⅰ章 戦後日本刀事件史
1 羽生事件 刀剣界の戦後はここに始まる
2 偽造刀事件と日刀保「認定書」問題
3 疑惑の指定「五口の重文大刀」
4 赤羽刀のその後 疑惑は払拭されたのか
5 行方不明の国宝・重要文化財
6 略奪された国宝 〈前編〉
7 略奪された国宝 〈後編〉
8 作刀再開への道
9 全日本刀匠会結成と日刀保たたら
10刀剣界に「戦犯」はいたか
11刀剣界の再生と再編
12大義なきクーデター 日刀保「平成十八年問題」
〈番外編〉 サーベル登録拒否事件
Ⅱ章 日本刀の近現代
1 近現代の日本刀 帯刀禁止・民間武器回収と作刀の興廃を巡って
2 秘された戦後刀剣史 〈前編〉「赤羽刀」の全貌
〈後編〉「赤羽刀」と刀狩りの実相
3 日本刀復興の盛典 『栗原彦三郎全記録』余録
4 異端刀匠伝 栗原彦三郎昭秀・笠間一貫斎繁継・塚本一貫斎起正
5 希代の刀匠 柴田果 その時代と周辺
6 俵國一『日本刀の科学的研究』を巡って 日本刀の世界は何を学んだか