列王紀上、下ライフスタディ音声読み上‪げ‬

第一編序言


聖書:列王上一・一、二・十—十一、列王下二五・一—七


この編からわたしたちは、列王紀上、下のライフスタディを開始します。このライフスタディでのわたしの負担は、以下の四つの声明によって表現されることができます。

(一)ダビデは神に対して最もひどい罪を犯し、神はダビデの悔い改めの後、彼を赦し、彼に子を与えて神の愛する者とされましたが、神はご自身の義のために、依然として彼を懲らしめられました。

(二)ソロモンは多くの異教の妻とそばめを通しての多くの偶像をもって神を侮辱し、このゆえに神は十の部族を彼の王国から切り離しましたが、なおも一つの部族を彼に残し、ダビデにエルサレムでともし火を持たせました。

(三)イスラエルの子たちは神を捨て、偶像を慕って行ったので、神は彼らをすべての諸国に離散させましたが、神の永遠の愛において、終わりの日に彼らを父祖たちの地に連れ戻されます。

(四)神がダビデ、ソロモン、イスラエルに対してとても恵み深いのは、キリストの系譜の血統を維持して、キリストが人性の中へと入り、人々にインマヌエルの地を所有し続けさせ、キリストが来て彼の王国を地上に設立するためです。