医学部の大罪
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Publisher Description
●ガン検診の普及でガンが増える不思議 ●老年医学専門医の少ない県ほど寿命が長い!? ●胃カメラも扱えない消化器専門医 ●メタボブームのインチキはなぜ起こったか? ●乳房温存療法が15年も遅れた理由 ●薬害エイズ普及の遠因 ●年収1500万円でなぜ豪邸がもてる? 医学部は、付属の大学病院とともに、臨床、研究、教育の三つの機能を持っている。そして、現在、そのいずれにおいても二流である。それどころか、医学・医療の進歩の最大の抵抗勢力となっている。しかし、医学部が変われば、先端医療立国となることも夢ではない。その日に向けて、これまで誰も書かなかった医学部の22の大罪を、全国の大学病院を敵に回す覚悟で、あえて問う!
Customer Reviews
Yoshio1978
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概ね
現実の医療業界を的確に描出されている点で評価される。マクロな視点で現在の医療システムの根底にある問題点がよく整理されている。
しかし実際の外科医療や救急医療の現場に漂う閉塞感を完全に把握できてはいないように感じる。医療の問題は、受ける側の意識の問題を抜きにしては語れないところに難しさがあると思う。