医療統計入門
統計の基礎からt検定、 分散分析(ANOVA)まで
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- ¥1,500
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発行者による作品情報
医療業界でこれから統計を学び始める新任のマーケティング担当者や薬の説明を内容から理解したいと思っている新卒のMR、文系出身のメディカルライターの方など医療統計に関わる全ての人を対象に医療統計のエッセンスを数式を使わずに説明しています。
統計が難しく感じるのは、統計解析がどこから学び始めたら良いか分からなく、全体像が把握し辛いためです。本書では基礎的な概念のみ記載し、枝葉をかなり削ぎ落としました。その代わり、図表を多く使い、数式を理解する代わりに図表を見てイメージしてもらうようにしました。
統計で疑問になることはある程度共通しています。例えば、有意差があるとはどういうことなのか、統計解析では何を比較しているのか、統計の結果から言えることは何なのかなどです。これらの疑問にも自然と答えられるようになっています。
本書の構成は 準備編、基礎編、応用編の3部からなります。準備編では統計を学ぶ上で最低限理解した方がいい用語を説明しました。基礎編、応用編では、実験を仮定してデータを作っています。t検定やANOVAでデータを変化させた時に検定結果がどのように変わるのか、統計の直感的な理解を助けられるようにしました。
統計の入門書として、是非、ご活用ください。