協同組合の理論と実際
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3.5 • 2件の評価
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発行者による作品情報
戦後間もない1946年に発行された「協同組合論」の古典的名著を、新字新かなに改め、わかりやすい解説と注釈、著者評伝などを併載したコンパクトな入門書。
ノーベル平和賞・文学賞にノミネートされた偉人・賀川を知り、協同組合の基本を現代に甦らせる、画期的復刻版です。
(※本書は2012/11/30に発売し、2022/3/10に電子化をいたしました)
カスタマーレビュー
信用組合人
、
賀川の設立した信用組合の役員でした
この本で賀川の協同組合運動に柱となるものが理解できました。
今信用組合は協同組合運動の要素をなくし単なる金融機関になってしまいました。金融庁管理によりその流れは加速しました。また日本の政治も人の生活よりも数字的経済活動に重点が置かれて、格差拡大が激しいものとなっています。
賀川は終戦まもなくこの世の中を見極めていました。
解決策は協同組合運動しかないと。
しかし今日本の人々には協同組合を知る人はどんどん少なくなっています。
協同組合を世に強く知らしめる必要があるとつくづく感じました。