原子力時代における哲学 原子力時代における哲学

原子力時代における哲‪学‬

    • 4.5 • 2 Ratings
    • ¥1,900
    • ¥1,900

Publisher Description

3.11で原子力の平和利用神話は崩れた。人間の叡智は原子力に抗し得なかった。哲学もまた然り。しかし、哲学者でただ一人、原子力の本質的な危険性を早くから指摘していた人物がいる。それがマルティン・ハイデッガー。並み居る知識人たちが原子力の平和利用に傾いていくなかで、なぜハイデッガーだけが原子力の危険性を指摘できたのか。その洞察の秘密はどこにあったのか。ハイデッガーの知られざるテキスト「放下」を軸に、ハンナ・アレントからギリシア哲学まで、壮大なスケールで展開される、技術と自然をめぐる哲学講義録。3.11に対する哲学からの根源的な返答がここに。

GENRE
Nonfiction
RELEASED
2019
September 20
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
320
Pages
PUBLISHER
晶文社
SELLER
Digital Publishing Initiatives Japan Co., Ltd.
SIZE
2.2
MB
暇と退屈の倫理学(新潮文庫) 暇と退屈の倫理学(新潮文庫)
2021
はじめてのスピノザ 自由へのエチカ はじめてのスピノザ 自由へのエチカ
2020
目的への抵抗―シリーズ哲学講話―(新潮新書) 目的への抵抗―シリーズ哲学講話―(新潮新書)
2023
「利他」とは何か 「利他」とは何か
2021
中動態の世界―意志と責任の考古学―(新潮文庫) 中動態の世界―意志と責任の考古学―(新潮文庫)
2025
時代の動かし方 日本を読みなおす28の論点 時代の動かし方 日本を読みなおす28の論点
2016