史記 03 項羽と劉邦 下
発行者による作品情報
かつて日本の教養人が必ず読んだという司馬遷の『史記』。中国大河ドラマを描いた『史記』は歴史ドラマとしてのおもしろさだけでなく、人生訓や格言にもあふれた大人のための教科書だったのだ。『スーパージェッタ―』や『冒険ガボテン島』で一世を風靡した漫画家・久松文雄が描く『史記』の世界。
ついに最終決戦を迎えた項羽と劉邦―――。これまで負け続けてきた劉邦は軍神・項羽にいかにして挑むのか! 戦いの後に咲いた一輪のひなげしの意味とは……。「項羽と劉邦」編がついに完結!
目次
第十四章 大義名分
第十五章 劉邦反撃
第十六章 彭城の血戦
第十七章 広武山の対決
第十八章 四面楚歌
第十九章 虞美人の花散る
カスタマーレビュー
Yadori
、
入門書としてなら
そもそも項羽と劉邦を僅か3巻でまとめられるはずもなく、中途半端にまとめようとした弊害が至る所に散見され全体的に薄い仕上がりになっている。
横山光輝の項羽と劉邦と比較するとこの漫画がいかに雑に作られたかがわかる。
ただ全体的な流れは押さえており史記を学ぶ入門書としてなら一見の価値はあるかもしれない。