呪われた部分 ──全般経済学試論・蕩尽 呪われた部分 ──全般経済学試論・蕩尽

呪われた部分 ──全般経済学試論・蕩‪尽‬

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発行者による作品情報

「“全般経済学”とは、生産よりも富の“消費”(つまり“蕩尽”)のほうを、重要な対象とする経済学のことである。」経済合理性の範疇に収まらない蕩尽・祝祭・宗教・エロス・芸術は、人間の喜びの本質が有用性の原理に拠って立つ生産・蓄積過程にあるのではなく、消費・蕩尽にあることを示す。本書は人間が不可避的に内包せざるを得なかった「過剰」を考察の対象にして人間存在の根源に迫り、生を真に充実させるために、蕩尽・神聖・恍惚に代表されるこの「呪われた部分」の再考を鋭く強く促す。意識の「コペルニクス的転回」に賭けたバタイユ作品の新訳。巻末に先駆的重要論文「消費の概念」を収録。

ジャンル
ビジネス/マネー
発売日
2018年
1月10日
言語
JA
日本語
ページ数
337
ページ
発行者
筑摩書房
販売元
Mobilebook.jp, Inc
サイズ
1.5
MB
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