命のワンスプーン
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- ¥1,300
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発行者による作品情報
咲いてこそ花、枯れてこそ命 これぞ生きた証
大学病院を舞台に、ひとりの老人が入退院を繰り返すなかで、命を全うするまでの医療現場を描いた渾身のドラマ。
著者が専門とする「摂食機能療法科」は、「口から食べる」ことに特化した治療やリハビリをする。病気や事故にあった患者がふたたび口から食べられるようにする摂食機能療法は、「命のワンスプーン」といわれる。患者の最後の砦は結局は「摂食」なのである。